稼ぐ農業を目指す!!

農業でさらに『上』を目指したい人に読んでもらいたいです。

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『当たり前』の情報を教えてあげる 【POPシール】

この記事の目次

 

 

 当たり前の情報の重要性(POPとは?)

これは実体験ですが、

私の野菜を産直市に並べるときに、

自分の野菜が目立つようにPOPシールを自作して貼ったり、

自分の名刺をお店の中に置いてもらうだけで、

産直市に来たお客さんから

『すごいハイテクな農家さんが来たわね!』

とか

『あら、名刺。頑張ってるのねー!!感心ね!!』

って、言われることがあります。それも結構な頻度で。

 

 

私がすごいんじゃないんです。

他の農家がやってなさすぎるだけなんです。

 

コンビニでも薬局でも行ってみて下さい。

店内の商品は『POP』だらけです。

『POP』とは、商品を売るために

色々と宣伝をしてくれる文字やイラスト、写真のこと

余談ですが、正式に表記すると『Point of purchase advertising

だそうです。

 

 

 農業以外の分野の『POP』表示

例えば薬局でシャンプーを買う時。

人間は情報に飢えています。

『髪にやさしいシャンプーが欲しい』

『加齢臭を抑えるシャンプー無いかな・・』

『とにかく何でもいいから安いシャンプーが欲しい』

など、反射的に色々な情報を欲します。

 

その中に、無地のボトルに『シャンプー』とだけ書いてある商品があったら、

その無地のボトルのシャンプーが、他のシャンプーより高かったら。

あなたはそれを買いますか?

 同じ価格であっても、その無地ボトルを選ばないでしょう。

 

ところが、その無地ボトルにシールを貼ります。

そのシールには

『このシャンプーは、加齢臭を抑えるために

 〇〇の成分と〇〇の成分を配合。

 そして我が社の50年のノウハウと技術をつぎこんだシャンプーです

 価格は高いですが、ぜひお試しください』

と書いてあったら、ちょっと気になるでしょ?

もし、あなたが加齢臭が気になるタイミングで手に取ったら、

安いシャンプーよりも魅力的でしょ?

 

これが、POP(宣伝)の力です。

販売の力です。

 

 農業の場合に有効なPOPとは?

話を農業に戻して考えてみましょう。

 

あなたの作っている野菜。なんでもいいです。

その野菜について語れますか?

語れますよね?種まきから水やりから草取り、虫との闘い・・。

それから、農家ならではの美味しい食べ方。

たくさん収穫してしまった時の保存の仕方。

 

結構語れそうですねー。

それをPOPシールに印刷して、貼ればいいんですよ。

対面販売をするのなら、それを相手に語ればいいんですよ。

 

 農家の日常は、お客様には非日常

『ただ単に自分の商品の説明しただけじゃねぇか!!

 しかも当たり前の事実を書いただけじゃねぇか。

 それのどこが販売だ!!てめぇ!!』

 

と思った方、います?

 

たったそれだけの商品説明があると無いとで、

買物している人の安心感って違うんですよ。

  

農家からしたら、当たり前の中の当たり前の事実でも、

意外と消費者からすると、『知らなかった!!』って話、

多いんです。

他のお仕事にも言えることですが、

農家の『日常』は、お客様にとっては、『非日常』なのです。

 

 大事な事なので、もう一度言います。

当たり前のことを、相手に教えてあげてください。

まずはこの3つを教えてあげよう!! 

野菜に関して『当たり前』と言えば、

前述のとおり、特に喜ばれるのは

①『おすすめの食べ方』

②『保存方法』

と、

③『調理の際のコツ』です。

(皮の剥き方とか、切り方とか、ゆで時間とか・・・)

 

ジャガイモで例えてみましょう

『ジャガイモ キタアカリ』

①じゃがバターにして食べるのがオススメ!!

②常温で冷暗所に置くか、冷蔵庫の場合は野菜室に!

 直射日光は毒素ができるので厳禁です!

③煮崩れしやすい品種なので、おでんには向きません。

 

これだけで、このジャガイモに興味を持ってくれるお客さん(ファン)は

確実に増えます!!

 

まとめ 

・他産業においてPOPシールなどで情報を伝えることは常識。必須。

・お客様は無意識に情報を欲している

・自分の日常や常識を伝えるだけで野菜のPOPは効果あり

 

 

ぜひ、次に産直市に野菜を出すときは、

農家ならではの情報を教えてあげてください。

 

『POPシールの重要性はわかった!!

 でも、どうやって作ればいいの?』

というアナタは、こちらの記事をご覧ください

ー準備中ー