野菜の対面販売に必要なたった1つのもの【簡単にできます】
最近は、農家がマルシェやイベントの売り場に立ち、
「この野菜は僕らが育てました!」
「今朝、収穫してきた野菜です!」
と声を出しながら、売っている光景をよく目にします。
私自身、農業を始めて2年目(だったかな・・?)から、野菜を作るだけでなく、
売り場に立つ時間を作っています。
「何だか難しそうだなぁ・・・」
「アレは、しゃべりが上手な人じゃないと出来ないよ」
と思ってるあなた。
簡単にできます。
あなたが作った生産物(お米、野菜)と追加で あるものを たった1つ、
用意すれば出来ます。
目次
たった1つだけ必要なアイテムとは!?
それは!?
「お釣り」
です。
「何じゃそりゃ!!」とツッコんだ方、本当の話です。
冒頭で述べた通り、年々、「自分の野菜を自分で売る」というスタイルの農家さんは増えてきています。
当然、販売技術が上がってきていますので、
可愛いディスプレイや、POP、テーブルクロスが用意されていたり
「うちの名刺です」
「ブログやってます!Facebookも見てください」
「次回使える割引券です!」
という感じで、デパートのブランド顔負けの販売戦略を練ってきている方もいます。
が、声を大にしてもう一度言います。
「商品とお釣りがあれば、対面販売は出来ます」
もちろん、名刺やPOP(商品のアピール書き)があったほうが、売り上げは上がるかもしれませんし、リピーターに繋がる可能性は高くなります。
が、それはあくまで、オマケであり、無くても対面販売はできます。
初めての対面販売は『お釣りをなるべく出さない』
話を本題に戻します。
対面販売では、基本的に商品の価格は、あなたが決められるハズです。
なので、初めてチャレンジする方は、
「100円均一」
「200円均一」
ということにするのをお勧めします。
そうすることにより、用意するお釣りのうち
「1円玉」「5円玉」「10円玉」「50円玉」
が不要になります。
これは余談になりますが、
「ちょっと値引きしてよー」というお客さんがいた場合は、
値引きをせずに、
「この野菜をオマケしときます」
と返事できるようになれば、
売り上げ&お釣りに端数が出ることはありません。
(それと、値引きをするなら、オマケをした方がトータルでは損しないという仕組みもあるので、値引きはしないことをお勧めします)
お釣りは前日に銀行や郵便局で用意する
で、そのお釣りですが、銀行や郵便局にもっていけば、簡単に両替してくれます。
以下を参考にしてみてください。
5000円札 × 2枚 →10000円
1000円札 ×10枚 →10000円
500円玉 ×10枚 → 5000円
100円玉 ×50枚 → 5000円
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合計 30000円
もあれば、とりあえず1日の対面販売に耐えうると思います。
ということで、1万円札を3枚持って、銀行に行って、
↑上↑の両替を済ませておけば、
対面販売の準備は最低限OKです。
(あ、肝心の野菜の用意もちゃんとしてくださいね(笑)
あとは当日。
お客さんに野菜を選んでもらって、
金額を計算、お金を受け取る。
お釣りを渡す。
この繰り返しです。
絶対できます。慣れるだけです。
とはいえ、せっかく対面販売をするなら、少しでも売り上げを上げたいでしょうし、
「カッコいい販売ブースを作りたいなぁ」と思っている方もいることだと思います。
これから何回かに分けて、
誰でもできる対面販売のやり方、ポイントなどを紹介しようと思います。